ストリートダンスのレッスンを受けるときの服ってどうしたらいいの?(学生編)

ストリートダンス

こんにちは、くらりです。

今回のテーマは「レッスン着って何を持ってきゃあいいのよ?」です。

これは実際にボクがスタジオでダンス講師をしていて初回のお電話の際によく聞かれる質問です。

きっとこれからダンスを習おうとしている人は悩むのではないかと思いますので、いわゆる一般論ではなくボク自身がこれまでレッスンをあちこちでやってきて見た生徒さん達のコーディネートを紹介していきます。

結論:動けりゃあ何でもいい!

はい、先に結論を言いますが、最終的に行き着くのが「ちゃんと動ける服なら何でもいい」です。

だからレッスン着で悩みすぎて体験レッスンを躊躇する、なんてことにならないようにしてくださいね。

とはいえ、これでは何のアドバイスにもなっていないので冒頭でもお話ししたように「一応他の生徒さん達がどんな格好でレッスンを受けているのかを事前に知っておきたい」という方のために以下でお伝えしていきます。

年齢別 レッスン着の着こなし

普段の私服でもそうですが、ダンスレッスンでは年齢層によってわりとレッスン着に違いがあります。

小学生をダンスレッスンに通わせている親御様、思春期に突入して周りが気になる中学生、自発的に習い始める高校・大学生、大人の趣味として始める20代、40代、60代オーバーと様々ですから、これらを順に説明していきます。

小学生(キッズダンス)

これまでボクが見てきて特に多かったのが、こちら。

  • 男子
  • (普段からかぶっている)キャップ
  • ユニクロなどのポリエステル製スポーツTシャツ
  • ハーフパンツ
  • 運動靴(室内用に一足用意)

  • 女子
  • Tシャツ
  • ジーンズ、スキニーパンツ、ハーフパンツ
  • 運動靴(〃)

こんな感じです。

と言っても案外普通でしょ?

もちろん中には20代の親でSTUSSYやXLARGEといったブランドの子供服を着させている場合もありますが、大半はそのまま公園で遊んでも違和感がないような格好の子が多いです。

特に子供は動いて体温が上がってくると、ちょっとした手首の裾や首元のタグが痒くて気になったりして気が散る事も多いので、なるべく普段から着ている服を着させるのが無難かと思います。

あとは女の子に多いのがスカート!

これは先生が困ってしまいます。両足を肩幅より大きく開いて腰を落として・・・っていう動きなんかは非常にやりにくいですし、特にボクは男性講師なのでストレッチの時に体を持ってサポートするのですがボク自身は何とも思ってなくても親御さんには申し訳ない気持ちになります(苦笑。

オシャレしたい、させたい気持ちは分かりますが原則はスカートは遠慮しましょう。

その他、スタジオあるあるとして「発表会記念Tシャツ」っていうのもあります。

だいたいストリートダンススタジオでは、どこでも発表会を年一回のペースで開催するのですがその時にゲットする(もしくは強制購入させられる)記念Tシャツを2回に1回の頻度で着てくる子は一定数いました。

確かにレッスン以外ではなかなか着にくいですし、逆にスタジオさんが作っているぐらいなので服のセンスとしても問題ないという安心感がありますよね。

(たまに鬼のダサTシャツもあります。そういうのは大手のスポーツ協会系のダンス教室に多い印象、、、)

中学生

続いてダンスレッスン中も何かと周りの目が気になり始める中学生。

小学生のレッスン着のままでは流石にまずいだろうということでレッスンに来る中学生達のファッションも変化が見られます。

また、この年齢層以降は自分が習うダンスジャンルによってもかなり違いが出てきます。

ですがここではどのジャンルのレッスンでも問題なく受けられる、よく見るファッションを紹介します。

  • シルエットが隠れすぎないサイズ感のTシャツ
  • アディダスジャージ(ストレート)
  • アディダス、ナイキ、リーボックなどのローカットスニーカー

このパターンをよく見かけます。

基本的には中学生になると骨格や筋肉が大人に近づきますので、アイソレーション(体の一部分だけを動かす練習法)などをするにしてもキッズよりも精密に自分の体の動かし方を学んでいきます。

その時に先生側としてもある程度シルエットがわかる方が「骨盤をもう少し右斜め前にしてみて」など的確にアドバイスしやすくなります。

もちろんボディータッチで教える事もありますが、人数が多いクラスほど口頭での説明だけの場合もありますので自分で鏡を見てチェックできるものだと良いでしょう。

加えてパンツについても、時々スウェットの子もいますが同様の理由でオーバーサイズでない方が見やすいです。

ただ、服のシルエットで自分のダンスが見違えるように良くなったりダサくなったりするのは事実なので、ある程度の基礎ができたらシルエット探しの旅に出ても良いでしょう。

シューズに関しては、ジャズダンスだとジャズシューズ、ポップダンスだと全方向にグリップが効くものが向いているシューズ等本当に踊り方を左右しますので、初回は有りものの運動靴を持参しておいてなるべく早く先生からオススメの種類を聞いて用意することを推奨します。

ダンスは靴で踊り方が変わる、は本当です。

高校生、大学生

高校生、大学生も上の中学生編と基本的には同じような感じの子が多いです。

ただ、高校生や大学生の年齢になると先生と背格好が基本的に近いので、まずはそっくり真似するつもりでレッスン着を用意するのが得策です。

というのも、先生のダンスと自分のダンスを鏡を通して交互にチェックする作業をレッスンでは行うわけですが、その時に同じ服装だとシルエットも似るのでどこがどう違うのかが明確になります。

ちなみに、ボクが小学生の頃からレッスンを受けるときにやっていた先生と自分の誤差を極限まで無くす方法というのがありますのでそれもまた記事にしたいと思います。

※習い始めの頃はまず真似するというのをボクはオススメしています。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

このように年齢層別にレッスン着のファッションも異なりますが、ダンスの先生側からすればこれからダンスを習おうとする人がいきなり慣れたレッスン着で来る事をそもそも想定していないので、自分が今持っている運動できる服装をまずは持参すれば問題ありません。

そして先生や他の生徒さんたちを見て少しずつ要素を取り入れていくとよりレッスン受講の満足度が上がることでしょう。

服装などの小さなことでくよくよ悩まず、思い切って第一歩を踏み出しましょう。

「ダンスを習いたい」という気持ちを持って行けば、きっと先生は懇切丁寧に教えてくれます。

この記事があなたを後押しするきっかけになれれば幸いです。

ではまた👋

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